食育☆給食レシピチャレンジその1


こんにちはLargo(ラルゴ)研究所です

Largo家には小学5年生の子供がいます
今年の夏休みは『学校給食の献立を考える』という宿題が出ました。

自炊される方にはよくご存知だと思うのですが、
自分で献立を考えるというのはなかなか大変な課題です。

献立を考えるとき、まず大事なのが
「食べたい」ものであること。
当たり前のことなのですが、私たちにとって食事は「エサ」でも「捕食」でもありません。
目で見て、香りを楽しんで、食感や温度も楽しむ。
五感を使って美味しさを感じる。
楽しい食事であるために、
自分が食べたい、共に食事する人が食べたいと思う献立作りすることはとても大事なことです。

次に「バランス」を取ること。
栄養バランス、色のバランス、ボリュームバランス、前後の食事とのバランス。

カロリーや栄養バランスを細かく考えるのはとても大変です。

ですので、ざっくりで構いません。
上記のようないろんなバランスを1つだけでも意識してみて下さい。
それだけで、食事や体への変化が現れるでしょう。
栄養を考えすぎてストレスになってしまっては本末転倒です。
「楽しむ」ことを1番に体の声に耳を傾けてみましょう。

毎食栄養バランスの良い食事ができていれば理想的ですが、そこまでストイックにできないのが本音。
胃腸を酷使した次の日は身体を癒す食事を心がけてみましょう。
例えば、時々、果物たっぷりのヨーグルトや、野菜スープなど体が喜ぶ食事をプラスする。
1日のうちにできないことは次の日に、次の日できないことは1週間以内に。
ストイックにならなくても、トータルでなんとなくクリアできていれば合格とする。
食事は毎日のことですから、気重にならず、気軽なバランスを心がけましょう。


一番簡単なバランスの取り方は「色」です。



油断すると、茶系ばっかりになってしまう食事。
そこに少し、違う色味の食材を添えることで見た目も栄養バランスもグッと整います。
赤いトマト、パプリカ、etc
緑のブロッコリー、きゅうり、枝豆、etc
黄色、白、黒。
白ねぎ、海苔、ゴマ。など。

外食すれば、お料理の上に小口ネギや、パセリなど乗っていることが多いですよね。
緑の色味を追加して視覚的に美しく美味しそうに見せてくれますね。
「美味しそうに見せる」ことは食欲増進につながります。

自宅でもいつもの食事に「色」を足してみるだけで、何倍にも美味しそうに見え、栄養不足も解消できます!
ぜひ試してみて下さい。

栄養のバランスを考えるときは、
幼稚園や小学校で教わる栄養の3つのバランス(赤・黄・緑)が入っているか確認しましょう

  • 赤→魚、肉、卵、豆類、牛乳、乳製品など
  • 黄→ご飯、パン、穀類、麺類、いも類、油脂類など
  • 緑→緑黄色野菜、その他の野菜、果実類、海藻など

    <赤黄緑の役割>
  • 赤→血や肉や骨になる食品
  • 黄→体や脳のエネルギーになる食品
  • 緑→体の調子を整える食品

    <赤黄緑を栄養素で言うと、、、>
  • 赤→タンパク質、カルシウム
  • 黄→炭水化物、脂質
  • 緑→カロチン、ビタミンC

身体を作るためには素材が必要です(赤)
身体を動かすためにはエネルギーが必要です(黄)
身体を整備するためには(緑)が必要です

どれかが欠けると支障が出ます。
機械なら故障してしまうでしょう。

全部をバランスよくとることはとても大事なことなのです。


Largo家の実際の宿題レシピは次回へつづきます


Largo研究所


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