秋の空
こんにちはLargo(ラルゴ)研究所です
9月の調和体課題はこちら
「秋の空尾上(おのえ)の杉に離れたり おくれて一羽(いちわ)海わたる鷹」(其角・孤尾)
長谷川櫂著「日めくり四季のうた』(中公新書)
<解説>
秋の空が山の杉のはるか上に広がっている。
そこを群れに遅れた鷹が一羽、南へ渡っていく。
宝井(たからい)(榎本(えのもと))其角(きかく)と小泉(こいずみ)孤尾(こおく)で巻いた歌仙『炭俵』の発句と脇句。
(※歌仙を2人以上で作ることを「歌仙を巻く」という)
<注意点>
文字の大きさと字間にも注意しながら書いてください
調和体とは、漢字とかなを調和よく書いた書のことで
「漢字かな交じり書」とも呼ばれています
書道には「漢字」「仮名(かな)」「調和体」があります
調和体は好きな詩を自由にかけるので表現の幅が広がります
Largo研究所