こんにちはLargo研究所です

今日は調和体の6月課題

「更にけふふとはすれど莓(こけ)深き軒はあやめもわかれざりけり」

小沢 藘庵

長谷川櫂著「日めくり四季のうた』(中公新書)


解説

我があばら家は軒を緑の苔が覆っているので菖蒲を葺いても見分けがつかないだろう。
貧しくても(旧暦)端午の節句には菖蒲を葺く、誇り高い暮らしがあった。

注意点

三行目が平仮名ばかりになるため、寂しくならないように配慮が必要


調和体とは、漢字とかなを調和よく書いた書のことで
「漢字かな交じり書」とも呼ばれています

書道には「漢字」「仮名(かな)」「調和体」があります

調和体は好きな詩を自由にかけるので表現の幅が広がります

Largo研究所


シェアする