小児の歯科矯正治療メリット・デメリット


こんにちは。Largo(ラルゴ)研究所です

前回、子供の歯科矯正治療が終了しました。やったー!
我が家の息子は永久歯が生えてきた頃から歯並びが気になり始め、
8歳から10歳までマウスピース矯正を行いました。

←その時の詳しい記事は写真をクリック

子供の歯は、保護者にとってとても気になる問題の一つですよね。

将来キレイな歯並びになるんだろうか?

受け口、出っ歯にならないかな?

指しゃぶりが治らないよー

いつも口が開いてる気がする。。。

噛み合わせは大丈夫?

ちゃんと永久歯生えてくるの?

虫歯はとっても心配

うちの子、ちゃんと歯磨きできてるのかしら?

etc...

心配事は尽きないですよね。
どうすれば良いのか。。。

・・・まず、結論から言います!ずばり!


歯医者さん(小児歯科)に行って相談しましょう!

お家の中でじーっと考えていてもわかりません。
インターネットや他人の口コミでは実際のお子様のお口の状態はわかりません。

歯医者さんにいけば、専門家の正しい知識で、
その時に出来る最善最良の方法で疑問を解決へと導いてくれるでしょう。

例えば、レントゲン写真を撮ってみることで、今は見えない将来の予想ができます。
将来生えてくる永久歯の有無や状態などの確認。
(永久歯が存在しない、逆向きに生えようとしている、余分な歯があるなどわかります)

また、指しゃぶりや、口呼吸などの悪習慣が将来の歯並びにどう影響するか教えてくれます。
その時に適切な処置を取ることで成長に影響を与える機能的な問題を改善させることができるでしょう。

歯医者さんに行って相談すれば、将来来るべき道を変えることができるかもしれません。

歯医者さんに行くの緊張するし、やだな。
怒られたりしたらツラすぎる。。。

お気持ち、よーく分かります。
しかし、一度勇気を出して行ってみてください。
かかりつけの医院があると、何かあった時にも安心です。

小児の歯科矯正治療が必要なパターン

  • 上顎前突(いわゆる出っ歯)
  • 反対咬合(いわゆる受け口)
  • 開口(前歯が咬み合わず開いている)
  • 乱ぐい歯(ガタガタ・叢生)
  • その他(交叉咬合、過蓋咬合、萌出不全など)

上顎前突
いわゆる出っ歯。
自然と口が開いてしまうことが多い。

口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥し虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
指しゃぶりや、舌癖(舌で上の前歯を押すなど)により出っ歯になることもあります。

反対咬合
いわゆる受け口。
噛み合わせが通常と逆になっており、下の歯が前に出てしまう。
見た目の問題、顎関節への負担などのが心配されます。

遺伝的な要素も見られる場合がありますが、
舌癖(舌で下の前歯を押すなど)や噛み癖が原因で起こることも。
また永久歯の生える位置がずれたことにより反対咬合になることもあります。


開口
上下の前歯が咬み合わず開いている状態。

しっかり噛むことができず食事に時間がかかったり、消化器官に負担がかかることが多い。
また、顎関節にも負担がかかりやすい。
舌足らずになりやすく、特にサ行など発音がうまくできないことがある。

指しゃぶりや舌癖(舌を前に出す・上下の歯の間に挟むなど)が原因の場合があります。

乱ぐい歯
歯がキレイに並ばず、ガタガタに生えている状態(叢生)
スペース不足、歯が大きい、顎が小さいなどの原因があります。

歯磨きが難しく汚れが残りやすい為、虫歯、歯周病のリスクが高くなります。

小児の歯科矯正のメリット

  • 見た目、コンプレックス解消
  • 発音がしやすくなる
  • 鼻呼吸がしやすくなる
  • 食事がしやすくなる(しっかり噛める)
  • 顎の成長を助ける
  • 虫歯や歯周病のリスクを軽減できる
  • 永久歯を抜歯せずに矯正治療ができる可能性がある
  • 大人になってからの矯正治療の必要がなくなる、または期間を短縮できる可能性がある

小児の歯科矯正のデメリット

  • きちんと清掃できないと虫歯になる危険性が高まる
    複雑な装置が入る為、清掃が難しくなることがあります。
    適切な清掃ができないと汚れが残ったままになり、虫歯になる可能性があります
  • 治療期間が長くなる場合ある
    小児期に1度、再度、永久歯が生えそろってからの2回目の矯正治療が必要な場合は治療期間が長くなります
  • 本人の努力と協力が必要
    取り外しできる装置などは、適切な装着時間が得られない場合、予定通りの治療が進まないことがあります。

きれいな歯で心と体の健康を手に入れましょう!

Largo研究所 Education&Culture


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