仰觀宇宙之大俯察品類之盛所以游目騁懷-条幅
お軸が完成しました
書道史上最も有名な作品、王羲之の蘭亭序より
「仰觀宇宙之大 俯察品類之盛 所以游目騁懷」
仰ぎては宇宙の大なるを観、俯しては品類(万物)の盛んなるを察す。
この前後は
「是日也,天朗氣清,惠風和暢,
仰觀宇宙之大,俯察品類之盛,所以游目騁懷,
足以極視聽之娛,信可樂也」
訳)
この日、空は晴れわたり空気は澄み、春風がおだやかに吹いていた。
仰げば広大な宇宙が見え、見下ろせば万物の盛んなさまがうかがえる。
こうして、目を遊ばせ思いを十分に馳せ、見聞の娯しみを尽くすのは本当に楽しいことである。
蘭亭序の中でもとても美しい箇所です。
生きること、感動すること、それこそが喜び。
これは、半切サイズと言って約34.5×136cmの大きさの紙です
大きい作品なので、髪の上に乗って四つん這いで書きました。
体を支える腕や足も痛くなりますが、とっても楽しい!
大きな作品はテンションが上がりますね!
夏休みや、まとまった時間が取れる時にぜひチャレンジしてみて下さい
Largo研究所